以前、テレビであるスポーツ選手のドキュメントを観ていた時
ナレーターの言葉が心にグッと響きました。
「負けることより悔しいのは、負けたままで終わること。それが真の”負けず嫌い”だ」
負けることは誰でも嫌なもの
よく子どもの遊びなどでも、勝つことにムキになっている子を見て
「あの子は負けず嫌いだなあ」
と言ったりすることがありますね
でも最近多いのは、そうした負けず嫌いではなく
負けるのが嫌だから、チャレンジをしなかったり
最初から「どうせ負けるわ」と自ら”負けフラグ”を立てて
全力を出さない、と「負ける」ということから
逃げようとする負けず嫌いです。
何事も常に勝ち続けるということはなく、必ず負けることもある。
大事なのはその時負けてすぐに
「もう、やーめた」
と投げ出してしまうのか。それとも勝つまでやり続けるのか
そこが強いハートの分岐点となるのです
負けたり失敗することで気づき、改善し、
その積み重ねが勝利や成功へとつながるもの
これは、スポーツも、勉強も、仕事も、みな同じことでしょう
“負けを恐れない心”こそ
真の負けず嫌いに必要なものだと思います。
稽古や試合を通じて、真の負けず嫌いの精神を
育んでいきたいと思います。